ワークショップします

身体演技

身体演技のワークショップを行います。実験的な、挑戦ワークショップになります

*2022年8月22日月曜14時~19時 お店にて(着物ドリーマーズ)
*2022年8月29日月曜14時~19時 お店にて(着物ドリーマーズ)

参加費:¥3000(1回)定員6名 最低1名でもおこなう予定です。
参加資格:誰でもOKです。演技の経験のあるなしは問いませんし、役者でなくても、全然大丈夫です。演技について試行錯誤中の人は、是非ご参加下さい。
服装:動きやすい格好で、お店の床に寝たり座ったりすることがありますので、(雑巾がけはしております)汚れてもよい格好でお願いします。着物歓迎。
持ち物:筆記用具はあったほうがいいかも。

注意:他では、いっさいやっていないワークショップになります。たぶん世界初
どうしても、内容について許せない場合は、返金しますので、当日、最初の休憩時に、お引き取りください。
くれぐれもよろしくお願いいたします。

純粋に演技を楽しみたいかた、演技の間口を広げたい方、今の自分を変えたい方、お待ちしております。
現状の自分に自信のあるかたには、向いてないかもしれません。

店内は、広くない空間ですが、ご了承下さい

ワークショップ中に身体集注の妨げになるようでしたら、マスクを外すかもしれません。ですので、コロナに対して、注意を怠らない人は、参加を見送ってください~。消毒、換気等は、まめにおこないますが、汗。よろしくお願いいたします。

使用予定の台本↓

東京原子核クラブ 2

夏の夜の夢 小田島雄志訳

身体演技って?

*脱メソッド
日本には、マニュアルの様なものが書かれた本がありません。ですから、海外で書かれた方法論にしたがって演劇を始めることがおおいと思います。日本で最初に出来ました俳優の学校もロシアの演劇論を採用したこともあり、現在では、演技を教えるといえば、ほぼ、なんらかのメソッドを使うことが常識的になっていると思います。ただ、私が経験的に思うことは、方法論を固定すれば、教える側は簡単ですが、演じる側は、その方法論に自分が合わなかったときに、とても窮屈になると思うのです。

そこで、このワークショップでは、方法論を決めて学ぶのではなく、身体の理を知ってもらって、方法論そのものを即興的に各自がつくりあげていけたらと考えております。まさに、日本文化は、このことを求めて道という分野を作ってきた歴史のある文化だと思うのです。ですから、日本にマニュアルがないは、方法論が必要ではなく、オンリーワンを導きだすための感性にいかにアプローチするかを探していたからだと思われます。方法論があるのではなく、そこには、身体との対話するための、ある理があるのではないかということです。

*”Don`t act. Being!”
イギリスのロイヤル・シェイクスピアシアターの有名な言葉です。これを目指している演出家のかたも多いと思います。ただ、実際は、すごく芝居してて、その先にあるのがBeingだと考えている人が多いのかな?と思ったりもしますが、よく分かりません。

ステレオタイプに語るのは、とてもダメなことなのですが、話を短くするために言ってしまうと、西洋の俳優は、ハートがあるんです。圧倒的に強いハートを持っています。しかし、これを日本人が真似るとちょっと変なんです、たぶん、それで、日本の俳優は、ハートの代わりに何があるの?といえば、やはり腹と腰があるんだと思います。これは、逆に西洋の俳優さんたちが真似できないことでありますし、たぶん憧れでもあり、恐れもいだいていることだと思います。

西洋の俳優さんの精神集中は、素晴らしいです。その集中力を前提とした、メソッドは、精神的にとても厳しいものになります。でも、まったく価値観の違う、日本文化における身体集注は、精神をほぼ使いません。このことが、まさに 西洋のひとが目標としている。Beingの答えじゃないかと思ったりもします。出来ないから、目標にしているのかなと?

*身体感覚を使ったお芝居
ある役柄に自分の身を投じることが、演劇の楽しさだとするならば、その精神で作られた役に身を投げるまえに、自分自身の身体に、自分を投じて、委ねてみてみませんか?というのが、このワークショップの方向性であります。その体験は、今ある演劇の概念からすると、たぶん、とてもじゃないけど芝居といえるしろものではないなと、感じる反面、自分という素材の可能性が無限にあるという予感をさせてくれる体験になるかもしれません。まさに、これは一期一会という演劇体験のためのワークショップです。芝居が百倍楽しくなること、間違いなしです。

ワークショップのだいたいの内容

概論
・一般的な考えと真逆にちかい理論ですので、とりあえずザクッと説明しますね

身体感覚について、感覚って?
・刺激に対する反応ということからの脱却
・同調感覚と識別感覚について

感覚の移動や変化
・変化したり移動したりする感覚
・見えること感じること

集注について
・身体集注って、精神集中と何が違うの?

はっきりしないもの(幽玄とか?)を扱うということ

*実際に台本などを通して、演技をしてみる

二日間ありますが、メンバーが全員違う人になりましたなら、同じ内容のワークショップをする可能性がありますが、一人でもリピーターさんが、いましたら、内容はまったく違うと思います。笑

*番組の中で、身体演技について、ざくっと説明しております。良かったら見ておいていただけると、当日の座学がかなり減って、楽しくなります。笑


 

身体演技Vol1 講義内容(非公開)

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