感性を誘導するために 2

ブログのスタートだし、軽い書き出しで楽しようと思っていたのですが、どうも、知らずについ踏み込んでしまったことがありました。
行動 → 感覚、ではなくて、感性 → 行動
にトライしようというお話です。つまり 刺激→反応 からの脱却ですね。
それで、早速、お便りいただきました。ダンサーさんからです。
面白いので、参考に載せさせていただきます。ありがとうございました!

刺激に対する防御反応を引き出す、 というのは暗黒舞踏でも鋭敏さを出すのに使われ、 釣る感覚対象を転位させ続けて全身の同時バラバラ運動を引き起こし、またそのカオスのるつぼ自体でからだをからにする訓練ともされます。  反応をつくりだして、反応によって釣って宙吊り、 みたいなもの・・・ギリシアの現代演劇でもあるのですが、それはクウをつくりだして達成、となってて。 観念だか身体だか時間だかの空。
↓テオドロス・テルゾプロス演出のアッティスシアター


コメントありがとうございます!
良いですね、こうやってみんなで議論できたら嬉しいです。参考になりますね。

西洋というか、洗練されてきたものは、こうして刺激→反応という形をうまく取り入れていると思います。こうした取り組みは、とにかく精神が際立ちますので、達成感も素晴らしいと思うのです。意識層で、コントロールできますからね。

そして、僕がこの身体演技で、やろうとしていることは、意識層に無意識層を取り込めないか?という野望なのです。意識層は、どうしても過去の自らの経験が、良い意味でも悪い意味でも大切になります。ですから、刺激を受け取るにしても、自分が解釈した刺激になるので、パターン化しやすいのです。じゃあ、これをやめてみて、相手の刺激を無条件で、迎え入れてしまう。つまり、それはもう刺激というものではなく、もう一人の自分というところまで、相手に対して同調をはかって、そこから起こる刺激以前の何か、言語化される以前の何か、として認識される前の反応をみられなかな?という実験なわけです。本当にそれが、可能なのかもわかりませんが、日本の古典をみると良いところまで行っていたような気もするんだけどね~。世阿弥の「秘すれば花」という言葉とか。面白いです。

まあ、今はまだ、賛同してくれる役者のひとは、一人もいませんが、賛同してもらえなくても、こういうことを取り組んだ馬鹿がいるという、記録のためにブログを残していけたらと思い、書き始めたわけです。

もちろん、あれですよ、お金があれば、プロモーションしますよ。スポンサー募集。笑。世界初の取り組みです

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