ワークショップVol5 感想

かなり遅くなりましたが、ワークショップVol5の感想を頂いておりますので、掲載いたします。

途中参加になってしまいましたが、半分以上演劇系の方ではないのに演技に沿った講義内容にしていただき嬉しかったです。ここで学ぶ体術?的な所作に於いてはとにかく体が充足感を得、安心すると共に腹が決まる感じがします。集中感が増すというか、自分で一つスイッチをパチリと押せる感覚になります。
今回でいう体を割るというのがそれでした。
二本足で立つにしろ、片足で立つにしろ、足を割って右足の中に左右を作る。構を作るなら体を開くのではなく、右を前に、左を引いて構えを作る。
と言った事でしたが、やっぱり遥かに安定感が違いました、またその安定感がある事で、全身の筋肉としては緊張せずむしろ脱力を獲得できるので「腹が決まる」のと裏腹にリラックスしているように思いました。
自身では相当獲得できるものではないな、と思います。これらは正直自分でもやろうと思ってできなかった事で、他にも体を力みで制御しようとする癖がある所為で苦労する方は多いと思います。ものすごく大切な、貴重なヒントでした。

ありがとうございました。
身体感覚をどう、お芝居だったり、芸術だったりに落とし込むのかを試していますので、なるべく、この場では、僕が携わってきた演劇をベースにワークショップを進めています。ただ、やっていることは、どんなことにでも応用がきく内容になっているはずですので、それをどう受けとめて進めるかは、ワークショップを受けにいらした方のアイデアしだいなのです。

所作というか、基本的な動きの話ですね。例えば、立ったり、座ったり、歩いたり、物を持ったり、と誰でも、教わらなくても出来ているよ!って思っている事だと思います。ただ、この当たり前のことが、実は落とし穴だったりするかもしれないわけです。努力してもどうしても、上手くいかない時など、反復練習して出来るようにするのではなく、初心に帰って、この基本動作を変えてみることをおすすめします。

そのために、立つこと一つにしても、習慣的方法ではない、いろいろな方法を知っていると、それが良いアイデアになったりするんじゃないのかな?って、ところもワークショップの一つの側面です。

もちろん、もっと、もっと深いことをしているのですけどね。とりあえず言葉では説明できませんよね。笑

 

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