人に触れてもらった感覚を利用する

登場人物は、各々、いろんな人を背負って生きている。
例えば、ロミオとジュリエットの場合、ジュリエットは、キャピュレット家を背負って、生きています。もちろん、そのことが、この物語の大事な要素になるわけですが、これを演技でしなさいと言われたら大変です。

しかし、まだこの物語の場合、台本にも背景が描かれているので、背後の人間関係は、読み取ることができますので、役作りには活かせるでしょう。でも、知識として知っていてもなかなか難しいことですよね。

これを体験として、取り入れるわけです、身体感覚として記憶してみるわけですね。
このことの利点としては、ロミオとジュリエットの主役の様な立派な役でもなくても
使えることですね。
台本に書かれてもいない小さな役で存在感を作るのは、難しい問題でもあるわけです。

では、やってみましょう。

・息の呼吸
・実際に一人づつ背中に触れてもらう
・次第に人数を増やしていく
・この感覚をキープしたまま一人づつ今度は減らしていく
・感覚を使って芝居をする

*相互関係性
*呼吸系

覚書